こんにちは水垣偉弥です。
今回は来週に迫ったRoad to UFCに出場する選手を
紹介していこうと思います。
4階級でのトーナメントが行われますので
階級別にご紹介していく予定で、初回の今回はフライ級です!
選手の特徴や実績などとともに☆印で水垣的優勝への期待度を
表してみました!☆5つがマックスで優勝候補です。
あくまで水垣の独断と偏見によるものなので異論は多いに出ると
思いますが、お楽しみください笑
それでは行きましょう!!
堀内佑馬 ☆☆☆☆☆
まずはなんといっても我らがジャパン堀内佑馬選手!!
キャリヤ初期の2016年に拠点をアメリカのチームオオヤマに移し
アメリカのローカル団体で実績を積むという
新しい道筋でここまで上がってきた選手です。
LFAというUFCファイターを多く輩出する団体で
昨年夏にタイトル戦を行っています。
結果としては敗れましたが、内容はよく
意味不明な減点(この試合のレフリーやたらと堀内選手に厳しかったんです。)
さえなければ勝っていた可能性もある試合でした。
と、いうことはイコールほぼUFC契約レベルにあるということで
トーナメント優勝期待度の☆は5つとしました。
スタイル的にはストライカーという印象が強く右のノーモーションな
ストレートは絶品です。前回の試合もそのパンチでKOしています。
さらに、本人が過去のインタビュでも話しているように
アメリカでの試合を見ると自らタックルに入ったり、
下からフィニッシュしたりとトータルで戦えるところを見せています。
戦ってきた相手のレベル、戦績を考えると
今回のトーナメントでは優勝候補筆頭になるのではないでしょうか。
トップノイ・キウラム ☆☆☆
堀内佑馬と対戦するのが、このトップノイです。
この選手はRizinで3試合してい、朝倉海選手とも試合をしているので
ご存知の方も多いかもしれません。
タイ人でムエタイベースということで
タイプ的には完全にストライカーの部類に入ります。
クリンチでの肘や膝も怖い選手ですが
テイクダウンディフェンスという意味ではそれほど高くない印象があります。
なので、蹴りや足系の技を使いタックルや組みついてくる動きを見切れる距離で
戦うことが重要になりそうです。
今回の対戦相手堀内選手も組を狙ってくる可能性が十分にあるので
勝利を掴むためには組付を処理することが重要になりそうです。
打撃という大きな武器はありますがややそれ頼みのところもあるので
☆は3つにしました。
パク・ヒョンソン ☆☆☆☆
僕がRoad to UFCフライ級トーナメントで堀内佑馬の対抗馬にあげたいのがこの
パク・ヒョンソンです。
韓国出身の26歳で、まだ戦績こそ5戦しかありませんが
それを感じさせない試合運びをします。
わずかキャリア5戦の間に、Double GFCという韓国の団体でフライ級王座を
取得しておりそれだけでポテンシャルの高さを感じます。
試合を見てもスタンドではジャブやカーフで削っていき
攻め焦らずに仕留めていく5戦のキャリアとは思えないスタンドでの展開を見せたかと思えば
テイクダウン狙いで試合を作る試合もあったりと
幅広い勝ちパターンを持っています。
このトーナメントの台風の目になり可能性のある選手ですが
キャリアの浅さからの未知数な部分と過去の対戦相手の質を加味して
☆は4つとしました。
ジェレミア・シレガル ☆☆
パク・ヒョンソンの対戦相手がこのジェレミア・シレガルです。
インドネシアの選手で、同国のOne Pride MMAという
何か聞いたことのあるよな…という団体で実績を積んできた選手です。
スタイル的には右の強打と蹴りを武器にプレッシャーをかけて
タックルも狙ってくるタイプの選手ですがかなり荒い印象を受けました。
タックルもスタンドでプレッシャーをかけれているときは
決まりますが、そうでないと取れません。
取れればトップからは安定して攻めれますが
重要なのはスタンドで相手に打撃を警戒させることでしょうか。
スタイルの荒さや対戦相手の質を考慮して
☆は2つとしました。
チウ・ラン ☆☆☆
中国出身の24歳の選手です。
24歳ながらにすでに、20戦を超えるキャリアがあります。
また、UFCへの登竜門大会
デイナホワイトコンテンダーシリーズの2021年Week10
にも出場しています。ここでは敗れましたが
またアジア版の登竜門大会に出場が決まるという
なかなか運を持っている選手とも言えます。
スタイル的には長めの距離が得意なストライカーという印象です。
蹴りや関節蹴りを駆使して距離を保ちますが
入られてしまうとパンチを被弾する印象があります。
タックル狙うこともありますがこれの決定力は高くありません。
ただ、下になった時に仕掛けるタックル狙いからのスクランブルは
有効でポジションを取り返すことが多いです。
過去の試合を見るといいところ悪いところがハッキリしているところや
戦績でも負けも多いこと、コンテンダーシリーズで負けた相手が
UFCデビューをまだ果たせていないことなどを考慮して
☆は3つにしました。
ウォーレン・デル・ロザリオ ☆☆
フィリピン出身の29歳の選手です。
戦績は8勝1敗といいですが、試合を見ると
全体的にドタバタした印象を受けました。
スタイル的にはパンチを強振していくストライカーという印象で
左ミドルはスピードがあり有効に使っていました。
タックルも狙うのですが距離が遠くて決定力は低めです。
戦績はいいですが、試合を見るとUFCを狙えるか微妙なところ
という印象があったので、☆☆は2つにしました。
ただ、見れた試合が2017年よりも前のもので進化しているかどうかにも
注目して見てください。
ラマ・スパンディー ☆
インドネシアの選手で、噂の?
One Pride MMAという団体のフライ級王者歴があります。
7勝の全てを一本勝ちで勝利しています。
そのうち5つがリアネイキッドチョークで、
テイクダウンしてバックというのが勝ちパターンなのですが
正直テイクダウン能力が高くありません。
打撃の怖さもなく組みつくための打撃という印象で
寝かせれば強いですがそこまで持っていくのに苦戦しそうです。
今回の出場選手を見たときに勝ちパターンにハメていくのは厳しいかなという
印象を受けたので☆は1つとしました。
チェ・ソングク ???
スパンディーの対戦相手がこのチェ・ソングウです。
韓国出身の選手でまだキャリアは浅いですが
現在3連勝中と勢いに乗っています。
がしかし!!
映像を発見できませんでした。。。
キャリア4勝のうちKOが2つということでストライカーなのかな〜という
くらいしか分からずで、☆は???にしました。
誰かどこかに動画あったら教えてください!!
見れたら追記します!!
フライ級展望
出場選手を分析してみると、試合内容や対戦相手の質を考えると、
やはり本命は堀内選手ではないかと思います。
まだ戦績は浅いですが、対抗がパク・ソンヒョンでこのトーナメント中に
大化けする可能性も秘めていると思うので堀内選手も十分な警戒が必要かもしれません。
その後に続くのがチウ・ランとトップノイといった感じでしょうか。
UFCフライ級は1度無くなりかけた事もあり選手層も今は薄く
アジア人にも体重的にチャンスの多い階級だと思います。
ここから一気にUFCランカーまで駆け上がる可能性も十分にある
注目の階級です。注目してみてください!!
Road to UFCはUFC Fight Pass及びAbemaで生中継されます!!
お楽しみに!!
チェ・ソングクvsラマ・スパンディー エピソード1-6月9日(木)15:30〜
チウ・ランvsウォーレン・デル・ロザリオ エピソード2-6月9日(木)18:30〜
堀内佑馬vsトップノイ・キウラム エピソード3-6月10日(木)15:30〜
パク・ヒョンソンvsジェレミア・シレガル エピソード4-6月10日(木)18:30〜
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