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【前代未聞!!】大会前から大荒れの【UFC279】感想などなど解説後記!

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水垣でーす!!

今回は大荒れのファイトウィークになった【UFC279】の事について書こうと思います。この大会はUFC FightPassの日本解説を務めていたので、解説をしながら思ったことや(中継では言えないようなことも)、大会の感想などなど綴たいと思います。よろしくお願いしまーす!

【前代未聞の大会前日カードシャッフル】

まずはこの大会なんと言っても試合前日にメインカードの3カードの対戦相手がシャッフルされたことでしょうか?チマエフの計量オーバーを発端にこの事態が起きたわけですが、皆さんはこのカードシャッフルどう思いました?(とりあえずチマエフの態度などなどは置いておいて)

僕は2点気になっていて1つ目はウェルターで計量をパスした選手と180パウンドでパスした選手が計量後の変更で対戦が決まることと、3Rマッチだった選手が5Rマッチでの試合となったことです。まず選手目線で言うとこう言う話があった場合やる選手が多いんじゃないですかね。(まぁ多分ネイトがキャッチウエイトを断ったからシャッフルになったのかと思いますが)多分僕もやったと思います。選手としては準備してきてキツイことしてきて、やっとご褒美(試合)がもらえるのにそれがなくなるのはメンタル的に相当キツイです。あと生々しい話をすると、UFCならエキストラのファイトマネーが出てると思いますし(笑)別に興行のためとかそういう気落ちを持ち合わせない僕でもやると言いますwもちろんコーチやマネージャーがそれを止めてチーム内で話し合いになるケースもあると思います。ただこの2点は格闘技ということを考えると安全性につながる可能性のあることだと思います。まぁ体重の話については普段から計量オーバーした相手とキャッチウエイトの試合は行われているのである程度の体重差であれば仕方ない部分もあるとは思います。(州によっては何キロ以上オーバーの場合はやると言っても出来ないルールになっているところもあります。)もう一つの5Rの試合になったことですが、これは3Rマッチでも良かったのではないかと思っています。3Rと5Rでは準備の仕方も全く違うので結局どちらかにアドバンテージはあると思うのですがやはり合わせるのであれば個人的には3Rだったのかなと思っています。UFCであればコミッションが入って間にマネージャー的な人もいてと直接ファイターと興行側が直接やり取りすることもないとは思いますが、これもっとローカル団体でアメリカ以外での開催となれば話も変わってきます。そういう意味で世界トップの団体が嫌な前例を作っちゃったのかなぁという気がしてます。(そんな細かいこと気にしてるの僕ぐらいかもしれませんがw)

あと単純にニューカードと元のカード比べてどうでしたか?

ホランドとチマエフの乱闘騒ぎなんかもあったんでこの対決にもある意味注目が集まったかもしれないんですが、やっぱりネイトとチマエフが個人的には見たかったなと。何か怖いものを見てしまうんじゃないかというのとネイトがなんかやっちゃうじゃという期待とが混じり合ったワクワク感は越えられなかったなと。皆さんの感想もコメント欄に書いてもらえると嬉しいです。

あと、これだけはやっぱり言っときたい!個人的にやっぱり計量オーバーしてからのチマエフの振る舞いは気分が悪かったです…勝負の世界だし、変更されて話がまとまったのであればそれで結果を出すために気持ちが切り替えられるっていうのも才能だけどさーあれはちょっとやり過ぎなのかなと…

なんでそうなる…

 

この態度もちょっと…

チマエフとんでもなくいい選手なだけに今回の一件は本当に残念です。次回からはミドル級でお願いします!!

【チマエフvsホランド】

気を取り直して試合のレビューです。やっぱりチマエフ強いわ(泣)タックルからポジションを制するまでのスピードクソ速い。。。ウェルターとは思えない(今回はウェルターですらないけどw)結局そこから一度もスタンドの展開に戻さずフィニッシュ…コントロール力も抜群!!


とまぁ1Rフィニッシュだったので分からなかったですが、計量オーバーだったので、しっかり練習出来てたのか?水抜きは本当にギリギリだったのかなど長い試合で判断したかったというのはありますがまぁ強すぎました….

【ネイトvsファーガソン】

正直試合内容で一番このシャッフル劇の影響を受けたのはこの試合だったのかなと。いいカードなんだけど、シャッフルされて前日に決まった状況でなく最初から決まっている状況であれば違う内容だった気がします。何か噛み合わないとういか勝負論に欠けたからなのか、何か乗り切れない感んじになってしまいました。MMAというのは(MMAに限らずかもしれませんが)準備して研ぎ澄まして当日いいパフォーマンスを出せる。コンディション、技術、メンタル全て揃わないと上手くいかない(あ、これが心技体かw)ということを実感しました。このトップでやってきた2人がそうなんだからこんな状況でやるのは難しいんですよ!

【リー・ジンリャンvsロドリゲス】

この2人の試合もいいところお互い出せなかったなという印象を受けました。予想通りの打撃戦で距離的にも、スタイル的にも(前に出るリーに対し下がりなが打てるロドリゲス)噛み合うかなと思っていたのですが、お互い警戒して攻め所を見つけられずという展開になりました。判定的には僕はリー・ジンリャンかなと思いましたが、スプリットでロドリゲスでした。今回の流れで一番不運だったのはリー・ジンリャンだった気がします。まずは記者会見のために新調したスーツをお披露目できず(チマエフとホランドの乱闘騒ぎのせいで記者会見中止)、シャッフル後のカードを見ると唯一重い相手とやる事になり、最後はどちらに転ぶか分からないスプリット判定が相手に付くというまぁ散々なファイトウィークだったんじゃないでしょうか。。。次に全部ぶつけてくれ!!(デイナ様リー・ジンリャンにエキストラチェックを何卒よろしくお願いします!)

【おまけ】

なんか暗めのブログになってしまった気がするので、今回のMVP!?みんな大好きクリス・バーネットに触れて明るく終わりたいと思います。色々あったファイトウィークのせか前半から重苦しい雰囲気で試合も判定が続いてましたが、ここで登場のバーネットさんから一気に雰囲気が変わります!!逆転勝利に勝利の舞!!

いいキャラですね〜

ぼよーん

そして熱いマイクともう雰囲気を一転させたバーネットさん!!最高でした!!その後の試合もフィニッシュが続きバーネットさん完璧な役割を果たしていました!!ありがとう!!

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コメント

  1. 磯谷 より:

    水垣さん、解説お疲れ様です!

    チマエフはミドル級でアデサニヤやぺレイラ、コスタとも面白そうですが、キャラが立ってファイトスタイルも様々な選手がいるウェルター級でみたいなーと思いました。
    ウェルターじゃ体重落とすの無理そうなんですかね…

    他にもクリス・バーネットも計量オーバーしてたようですが、水垣さんのおっしゃるように「バーネット劇場」で全部吹っ飛んじゃいましたね(笑)

    個人的にはエロサがダオドゥを完封した試合が最高でした!

    • 水垣 偉弥 水垣 偉弥 より:

      そうなんです!バーネットもオーバーしてたの後から思い出しました!!やられましたwエロサの着実に進化していってる感はいいですよねぇ!

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