水垣でーす。
今回は準決勝を迎えるRoad to UFC Season2の話です!今年も日本人選手のUFCファイターが生まれるのを願いつつ、MMA的に未知の国の選手を楽しみにしながら見ています。そんな水垣の勝手な準決勝の階級ごとの見所を紹介しているので見ってってください!
ROAD TO UFCのアメリカ放送で解説者を務めるローラ・サンコのインタビュー🎤#鶴屋怜 @mma_rei#神田コウヤ @nandakandakouya#上久保周哉 @siegfried715#原口伸 @haraguchishin
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— UFC Japan (@ufc_jp) August 24, 2023
いつもナイスなコメントのローラ・サンコさん!素敵!
フライ級の話
フライ級の開幕前選手紹介は→こちら
なんといってもフライ級注目は日本の鶴屋怜選手。準決勝ではLFAで4勝1負と北米MMA経験豊富なクリマコとの対戦でRTU2準決勝の中でも注目すべき1戦になっています。この実力者相手に今までのような圧倒的な戦いができるか(できちゃったら相当なもんですよ!)楽しみで、個人的にはフルラウンドの試合を見てみたいと思っています。
もう一つのフライ級準決勝は昨年のRTU1のファイナリストで、あと一歩だったチェ・ソンゴクと中国のジー・ニウシェイエで、このニウシェイエは開幕前にはちょっとどんな選手かわからなかった選手なのですが、1回戦ではインドネシアのパスラタンをグラウンドで圧倒しました。相手の実力がちょっと微妙な気もしましたが、なかなかやる選手です。昨年ファイナリストのチェ・ソンゴク相手にどんな試合が見せれるか、チェ・ソンゴクはおそらくラストチャンス負けられない試合です。
バンタム級の話
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昨年のRTUでは日本人が3人出場し2人がUFCと契約したバンタム級。今年は日本人選手は一人ですが関係者からの評価が非常に高い(特に一緒に練習している人はみんなくそっ強いって言ってます)上久保選手がエントリー。水垣的にも開幕前選手紹介バンタム級優勝候補に上げました!そんな上久保選手ですが1回戦は大苦戦のスプリット判定勝ちと予想外の初戦だったので、この準決勝はどう修正してくるかに注目です。対戦相手のシャオ・ロンは一回戦では野瀬選手の組みの猛攻を凌ぎ切ってのスプリット判定勝ち(結構際どい判定だったと思います)。今回はタイプの違う上久保選手の組みも凌げるか、上久保選手は初戦の課題をクリアにして自分の盤石の形にはめ込めるか注目です。
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いつの間にやら、彼の話を訊くことが本当に楽しみになっています— MMAPLANET (@mmaplanet_twit) August 24, 2023
上久保選手インタビュー
もう一つの準決勝はザウスーパーvsイ・チャンホの中韓対決です。この中国のザウスーパー未だ全勝で前フィニッシュと底を見せていないのが不気味な選手です!年齢も若くアグレッシブで乗せちゃうと一気に優勝しちゃうかも?的な期待もあります。初戦はちょっと実力差があったように見えたのでこの試合で本当の実力が見えてきそうな楽しみな選手です。対戦相手のイ・チャンホはONEやブレイブでも試合経験のある実力者でMMAファイターとして整ってる選手だと思っています。開幕前選手紹介でも上久保選手の対抗としたのがこの選手で順当に勝ち上がってきました。
今年のバンタム級準決勝の顔ぶれは、中国選手が2人日本と韓国が1人づつとなっています。順当にいけば決勝は日韓対決となると思っていますが、中国人選手2人も非常に不気味です。(特にザウスーパー)自分が戦っていた階級だけにやはりバンタム級の選手を見るのはめちゃ楽しいですね!
フェザー級の話
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去年に続き激戦区なのがフェザー級!!日本人2選手参戦も勝ち上がったのは神田選手一人となりました。サスケ選手は去年は負傷で敗退今年はリードしながらも一発もらいKO負けとやっぱりRTU魔物いますね。。。全選手が格闘技人生かけた大勝負なだけに何かが毎年おきますね。。。
今年のフェザー級の優勝候補に水垣があげたのが昨年の準優勝者のイー・ジャーです。正直決勝戦も勝ってたのではと水垣は思っています!去年のトーナメント中で驚かされた選手の一人で戦い方も水垣好みです笑(UFC好みかどうかは微妙ですが)そのイー・ジャーの相手は1回戦でサスケ選手を破った韓国のキム・サンウォンです。サスケ選手をKOしたように打撃でダウンとることも多いですがどちらかといえば組みタイプの選手なのかなと思っています。ただ組みの力てきにはサスケ戦を見る限りではイー・ジャーが上に見えるので、どこまでスタンドで上手くやれるかがキム・サンウォンには重要になりそうです。
そしてもう1試合が日本の神田選手と中国のリ・カイウェンです。カイウェンは水垣がイー・ジャーの対抗として名前をあげた選手で、神田選手にとって強敵になりそうです。お互いレスリングがベースにありますが、お互いスタンドを戦うことが多い印象です。(神田選手は1回戦はタックルでのテイクダウン狙いの試合をしていたので作戦にも注目です)スタンドでは距離が全く違うと思うのでどちらがそれを作れるかがポイントになりそうです。神田選手は下がって距離を作ろうと思うと大きいパンチをもらうような気がするので前に出ながらジャブで距離を作って入られたら下がらずに、クリンチからの得意の肘という作りがいいんじゃないかなぁっと水垣は勝手に思っています。
昨年は松嶋こよみ選手とサスケ選手という強力な布陣もUFC契約が取れなかったフェザー級日本勢、神田選手にこの厳しい戦いを乗り越えて欲しいです!
ライト級の話
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昨年のトーナメントの中で一番驚きがあった階級といえばこのライト級だったと思います。決勝戦がインドの選手VSインドネシアの選手と予想外の顔合わせとなりました。アジア地域では他の階級に比べやや層の薄い部分もあると思うので、今年も何か波乱が起きるかもしれません!
そんな中で、ライト級の優勝候補に水垣が挙げたのが日本人選手の原口選手です。1回戦も完璧に自分の試合をして、フィニッシュまで持って行きました。レスリング力が高く安定していてさらにトップからのパウンドが超強力です。今回のトーナメントで原グッチーのタックルを止められる選手はいないかなと感じています。そんなグッチーの準決勝の相手は中国のバハテボラです。レスリングベースですがここはグッチーの方が上だと思います。ただUFCファイターリー・ジンリャンの指導を受けていた米国団体LFAで1勝1敗と今のMMAの戦い方を知っている選手です。初戦は実力者キ・ウォンビンに反則勝ちという勝ち方でしたが、サミングをもらうまではリードしていたと思います。グッチーがタックルを取るのに苦戦する展開になると、MMAトータルの試合運びはバハテボラは上手いと思うので苦戦する可能性もあると思います。
もう一つの準決勝は、中国のロン・チューvs韓国のキム・サンウォクです。ロン・チューはUFCで素手に3戦の経験のある選手で(1勝2敗)中間距離の打撃、飛び込むタイムング、さらにはタックルのタイミングもよくトップコントロール力の高い選手で、勝ちパターンも多いです。(ただ計量オーバー癖があるのがなぁ)そんなロン・チューの対戦相手は韓国の29歳キム・サンウォクです。1回戦は日本の丸山選手相手にダースで一本勝ちしていますが、それ以前の試合を見る限りではまだ粗さがが目立つ選手でした。UFCで勝利も収めているロン・チューを相手にするにはまだ厳しいかなという印象ですが、荒れるライト級、そして水垣の見る目の無さを考慮すると何か起きるかもしれませんw
【放送予定】
そんなRTU Season2ですが
エピソード5(フライ級とフェザー級)が8月27日(日)の17:00からUFC FightPass とU-Nextで
エピソード6(バンタム級とライト級)が8月27日(日)の19:00からUFC FightPass とU-Nextで
放送されます!!お楽しみにー
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