こんにちは水垣です。今回は今週末に行われるベラトール282の見所を
書いていきたいと思います！よろしくお願いします！！
ベラトールミドル級タイトルマッチ ゲガール・ムサシvsジョニー・エブレン
まずはこの大会のメインに置かれているミドル級タイトルマッチ、
ムサシvsエブレンです。
ゲガール・ムサシは日本でも活躍したのでご存知の方も多いと思いますが
未だに（言い方が失礼ですが）めちゃくちゃ強いです！！
日本での最初の試合は2005年のDEEPでの試合で
MMAデビューは2003年です。もうすぐ20年！！
今年36歳になりましたが現在も北米MMAメジャー団体でチャンピオンに
君臨していて、ウェルターとライトヘビーのタイトルも狙いたいと語るなど
高いモチベーションをキープしているのには驚かされます！
KOも一本も取れる高いレベルでバランスの取れた選手で、
仕方ないので負けパターンを探ってみたところ、
前回の負けは2019年のロバトJr戦でタックルでテイクダウンされて上から
コントロールされた失点で負けていますが、
この試合もスタンドやポジションを取り返した展開では
かなり攻勢に出ていたりと2-0のマジョリティー勝利でした。
その前の負けとなると2015年で僕も出ていたUFC日本大会での
ユライヤ・ホール戦で逆転の１発をもらい負けたという試合で
負けパターンを探すのも難しいですが、
強いていうなら、ムサシの下からの攻めを潰して攻めれる選手が
テイクダウンを取れればというのが可能性としてあるというところでしょうか。
あとは1発当てるしか….というのが正直なところです。
対戦相手のエブレンはレスラータイプでパンチの強打を持っている選手です。
ムサシをテイクダウンするチャンスはあると思うので、あとはトップから攻めれるか
というのが注目です。パンチの1発もある選手ですが
当てる確率が上げるには、やはり相手に下になりたくないと思わせるのが
重要なので、エブレンはまずはテイクダウンで先手が欲しいところでしょうか。
一つ気になるのは前回の試合も無敗のレスラータイプの選手との対戦だったのですが
テイクダウンを許さず1RでKOしています。付け入る隙がなさそうなムサシに
エブレンがどう仕掛けるか注目してください。
バンタム級GP1回戦 レアンドロ・イーゴvsダニー・サバテーロ
ここからは今年開幕したベラトールバンタム級GPの1回戦の２試合です。
堀口選手は残念ながら敗戦してしまいましたが、
世界的にこのGPが注目されていることに変わりありません。
堀口選手が出るということで日本でも一気に注目度が上がりましたが、
せっかくですのでそのままこのGPの行く末を一緒に見届けましょう！！
と、いうわけでまずはイーゴvsサバテーロから。
打撃もできる柔術ベースのイーゴに対しゴリゴリレスリングスタイルのサバテーロ！
ちなみにサバテーロは堀口選手のチームメイトでもあります。
トータルでイーゴはは戦えますがやや爆発力に欠ける印象です。
ただ前回内容的にはイマイチでしたが元王者のコールドウェルに勝利しています。
一方サバテーロは荒削りな部分はありますがテイクダウンから
トップ取って攻めるという形を持っていて、非常に疲れるスタイルではありますが
タイタンFCのタイトル戦ではそれを５Rやり切っています。
対照的な2人の勝負に注目です。
バンタム級GP1回戦 マゴメド・マゴメドフvsエンリケ・バルゾラ
最後にご紹介する試合がバンタム級GP1回戦のマゴメドフvsバルゾラです。
ワイルドカードから勝ち上がってきたバルゾラですが
非常に注目しています。UFCでも勝ち越ししている選手でレスリングベースでスクランブルが強く
動き続けるバルゾラは影の優勝候補と言っていいかもしれません。彼の出場が決まり
1回戦の相手がマゴメドフとなったことでこのカードが1回戦の中でも水垣的に
一番の注目カードとなりました。
マゴメドフも組の選手でTDが強く一度寝せると立たせずに削り続けていきます。
お互いテイクダウンが大事な選手ですが、一度とるとポジションをキープする能力にたけている
マゴメドフに対してスクランブルに持ち込めばバルゾラが上回る気がします。
どちらが先にテイクダウンを仕掛けてどちらが先に成功するか序盤から目が離せない
1戦になりそうです。
さて、ベラトール282ですが、日本では6月２４日(土)の朝７時から
Unextで私、水垣偉弥の解説で生中継します！！プレリムは中野さんと
メインカードは10時から市川さんとお送りいたします！
「最近バンタム級で注目している選手は誰？」
と聞かれた時にサラッと
「エンリケ・バルゾラ」っと言えば一目置かれること間違いなしです！！
ではUnextでお会いしましょう！！
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