Road to UFC 出場選手を分析!!バンタム級編!!

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こんにちは水垣です!!

いよいよ今週となったRoad to UFC!

出場選手も現地に入っているようです。

今回も前回に引き続き出場選手を優勝への期待度とともに

紹介していきたいと思います。

今回はバンタム級編です。

バンタム級には最多の3名の日本人がエントリーしている楽しみな階級です。

それではいきましょう!

キム・ミヌ ☆☆☆☆☆

まず紹介するのは、ロードFCのバンタム級王者歴もある

キム・ミヌです。韓国出身の28歳の選手で、

日本人選手とも多く戦っています。

スタイルとしてはリーチのある打撃が武器で

撃ち合いの中で自分の距離をとるのが非常に上手い印象があります。

ストライカーという印象を持っていたのですが、

改めて2015年の佐藤選手との試合を見ると

組の強さも見せていました。

長い距離の打撃に撃ち合いもでき、組勝負もイケるという

非常にバランスのの良い選手でバンタム級の優勝候補と考えて☆は5つとしました。

ただ不安材料もあり、前回試合したのが2019年の11月ということで

かなり試合間隔が空いています。その辺りがどう出るかは気になるところです。

シャオ・ロン ☆☆☆

優勝候補キム・ミヌと対戦するのが中国のシャオ・ロンです。

24歳という若さながら、30戦以上の戦績があります。

スタイルは組の選手でスクランブルが強いタイプです。

テイクダウン能力はそこまで強力という印象はありませんが

一度組みつくとしつこく取るまで繋げてきます。

打撃は正直上手くはないですが1発の当て感みたいなものはあります。

フィニッシュ能力の高い選手ですが、キム・ミヌと比べるとやや

物足りない印象もあります。☆は3つとしました。

中村 倫也 ☆☆☆☆

優勝候補キム・ミヌの対抗馬として考えているのが、日本の中村倫也選手です。

まだ戦績こそ4戦しかないですが、うち3つをKOがちで収めています。

圧倒的なレスリング力があるにも関らず、それを全面に出さずMMAをやっている

ところが今後のブレイクを予感させます。前回の試合では海外の実績のある選手と

フルラウンド戦ってしっかり判定勝ちしたのも良い経験になっているのではと思います。

MMAファイターとしての引き出しはまだキム・ミヌの方があるかもしれませんが、

このトーナメントでの急成長の予感を感じますし、彼が覚醒した時UFCランカーの首も

見えてくる、そんな期待を持てる選手です。

ググン・グスマン ☆☆

中村選手と対戦するのが、インドネシアの32歳ググン・グスマンです。

インドネシアといえばお馴染み?OnePrideMMA出身の選手で

スタイル的には打撃打ってその流れでテイクダウンまで繋げていくタイプです。

スタンドでは右の蹴りはスピードがありいいですが、パンチに関しては

やや見やすそうな印象もあります。いかにテイクダウンに繋げられるかが

この選手のポイントです。中村倫也というレスリングエリート相手に

このスタイルでの突破はかなり厳しい気がします。

どういうプランで来るかも注目ですが、☆は2つとしました。

風間敏臣 ☆☆☆

続いて紹介する日本人選手は風間敏臣選手です。

柔術ベースの選手で極めが強くとにかく組にいくスタイルです。

どんどん組んでいくためあまりスタンドの印象がないので

そこは未知数ではありますが寝かせてからの極める力は

強力です。強力な勝ちパターンを持っていますが

未知数的な部分と前回のKO負けからやや期間が短いということも

考えて星は3つとしました。

ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ ☆☆

風間選手の対戦相手であり、中継の時に名前を言うのに苦戦する予感がするのが

ケレムアイリ・マイマイチツォヘチです。

中国出身の31歳の選手で、ONEやWSOFといった

ビックイベントにも参戦経験もあり50戦近い戦績もあります。

現在7連勝中と勢いに乗っています。

スタイル的にはスタンドは回転系や変則的な蹴りを使い

タックルも狙います。タックルの距離が遠く

切られることが多いでがそこから引き込んでグラウンドの展開を作ったりもします。

KO勝ちも多いですがどちらかといえば組みたい選手のような気がします。

ただ今回の選手h風間選手という強力なグラップラーなのでどういう作戦に出るか

注目です。星は2つにしました。

野瀬翔平 ☆☆

この階級最後に紹介する日本人選手が野瀬翔平選手です。

柔道ベースでテイクダウン能力が高くテイクダウンを取ると

どんどん動いて積極的に極めにいくタイプの選手です。

打撃に関しては柔道出身選手によく見られる

胸を張ってしまう構えのため、相手のフックの距離に入ってしまうと

やや怖さがある気がします。形を持った選手ですが

スタンドでもらうリスクが大きい気がするので、星は2つとしました。

ウリジ・ブレン ☆☆☆

野瀬選手と対戦するのがこのウリジ・ブレンです。

UFCでの試合経験もありあのマルロン・ヴェラとも対戦しています。

この時のUFC挑戦は3連敗で契約解除となっていますが、

その後は4勝1敗と持ち直してUFCへの再挑戦のチャンスを得ました。

スタイルは、基本的にはテイクダウンの欲しい選手ですが打撃も

そこそこイケます。テイクダウンをとるとバックからリアネイキッドチョーク

というのが一つパターンですが、スクランブルを仕掛けられると

ボジションを失うことが多く、勿体なさを感じます。

今回の相手はテイクダウンの強いグラップラーなので

打撃戦をチョイスするのも面白いかもしれません。

3連敗ですがUFCを経験している選手ということで

星は3つをつけました。

バンタム級展望

今回はバンタム級の選手を紹介してきました。

バンタム級の注目はなんといってもレスリングエリート中村倫也選手ではないでしょうか。

僕が優勝候補に挙げたキム・ミヌと当たる可能性は決勝までありません。

まだキャリア4戦と絶賛MMAファイターとして成長中の中村選手は

このトーナメント決勝に行く頃にはまた別人となってる可能性もあります。

ある程度完成した形を持っているキム・ミウに決勝時の中村選手

という図式は非常に面白くなると思いますが、

中村選手が準決勝で風間選手と当たると、意外と相性悪いんじゃないかな

と思っています。まだ1回戦も始まっていませんが先を考えると

非常に面白いトーナメントになりそうです。

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