水垣でーす！！
今回はRTU３のフェザー級選手紹介！なんとフェザー級もバンタム級と同じく3人の日本人選手が出ていいます！（今年は日本人祭だね！）そしてフェザー級に出場している3人の日本人選手はなんと全員レスラー！！レスリングこそMMA最強のバックボーン説を提唱する水垣にとっては、期待大です！！日本のレスラー三羽烏に羽ばたいてもらいましょう！！
【RTU３ フェザー級】
フェザー級は日本のレスラー三人衆vs韓国・中国のストライカーの図式の１回戦。日本人同士の決勝戦があり得る一方で、3人が１回戦で姿を消す可能性もある１回戦の顔合わせ。レスリングプラスアルファーの武器が備わっている選手がこの一回戦を突破していきそう。
安藤 達也 ☆☆☆☆☆
フェザー級の優勝候補は迷いまくりでしたが安藤選手にしました。レスリング＋力の抜けた打撃を持っているというのがその理由で、ここまでの試合を見てもレスリング能力プラスαの力を見せて勝利してきています。戦績も安定していて打撃戦でも戦える力を持っているのが強みです。不安要素としては1年以上試合をしていない事と若干バテる印象があるという事でしょうか？僕の中では凄い若いいイメージだった安藤選手が34歳になっていた事に驚きました。この年齢を考えても、本当にラストチャンスになる可能性のあるこの大会に賭ける気持ちも大きいのではと思っています。☆５つです。
ズー・ガンジエ ☆☆☆
安藤選手の対戦相手は中国の28歳ズー・ガンジエです。パンチが武器のストライカータイプの選手で若干パンチには荒さはありますが、スピードがあり怖いパンチを持っています。下がりながらパンチを合わせたり、ロングアッパーを上手く使ったりと器用さも持ち合わせています。何よりタックルへの反応がよく立つのも上手いのが厄介なところです。相性的には安藤選手にとって結構厄介な相手な気がしています。☆３つです。
河名 真寿斗 ☆☆☆☆
対抗馬となるのが同じく日本人選手の河名 真寿斗選手です。レスリングでもグレコローマンスタイル出身の選手で上体で組んでのテイクダウンが強力です。ポジションコントロール能力も高く削っていくスタイルで相手を制していきます。スタンドではややパンチのに対する反応や左の蹴りのもらい方など危なっかしさを感じる部分もあります。国際戦の経験も豊富でLFAにも挑戦した経験は今大会でも活きてきそうです。☆４つです。
ソン・ヨンジュ☆☆☆
河名選手の相手は韓国のストライカー、ソン・ヨンジュです。スタンド能力が非常に高そうな選手でジャブやストレートなど真っ直ぐ系のパンチが鋭く倒せるパンチです。見た試合がどの試合も早めの決着で、未知数な部分も多く特にくみの展開がどうかは全くわかりませんが、かなりの打撃力を持っている選手です。未知数な部分も加味して☆３つです。
原口 伸 ☆☆☆＋
次に紹介するのが、グッチーこと原口 伸選手です。レスリングベースで、強力なパウンドを持っています。昨年はライト級での出場で決勝戦まで行きました。今回はベストな階級フェザー級での参戦で期待が膨らみます。ただ、昨年の決勝戦の内容はあまり良くなくタックルに頼った試合でそれが上手くいかずに失速しての敗戦でした。この短い期間でそれを修正できているかどうかがポイントになる気がします。☆3＋です。
ホン・ジュヨン ☆☆☆
グッチーの対戦相手は、韓国の激闘系ストライカーホン・ジュヨンです。左フックが得意でどんどん前に出ていくスタイルで激闘型のファイターです。日本のファンの皆さんにはRTUで松嶋選手の１回戦の相手ということで記憶に残っている方も多いかもしれません。あの試合もテイクダウンこそされるもののパンチもかなりヒットさせて松嶋選手を苦戦させていました。どんどん前に来るストライカーということで、タックルを合わせやすい印象もあります。グッチーの進化の問われる1戦となりそうです！☆は３つです。
シエ・ビン ☆☆
次に紹介するのは中国26歳の選手、シビエンです。リーチの長いグラップラータイプの選手でダースやアナコンダチョークなど首系のサブミッションが得意です。ただ正直スタンドの能力は微妙でテイクダウン能力もそこそこといった感じです。上手く自分の展開を作れれば極めの強さを見せますが、やや物足りない印象もあり☆２つです。
イブーゲラ ☆☆
最後に紹介するのがシエ・ビンの対戦相手、中国のイブーゲラです。ストライカータイプの選手で、頭を振りながらフック系パンチを狙ってきます。タックルへの反応もよく、立つ技術もあります。ただだ自分のパンチの距離を作れないと苦戦している印象があります。昨年のRTUでは初戦で神田選手のリーチと組みの合わせ技に惜敗しました。今年もう一度チャンスを得ましたが☆は２つです。
まとめ
今回は3人のレスラータイプの日本人選手がエントリーしているこの階級ですが初戦の相手はそれぞれストライカータイプの選手です。それを考えて3人の中で打撃も武器になっている安藤選手を優勝候補としましたが、勝ち上がって直接対決となった場合はどうなるか、また展開は変わってくると思います。まずは初戦3人ともしっかり勝ってもらい日本人対決になるのも楽しみだなと思っています。
【放送予定】
そんなRTU３ですが、
今週末、5月18日（土）19日（日）開催❗️#RTU3 オープニングラウンドの試合順決定✨️
📅18日（土）
エピソード1️⃣：19時
エピソード2️⃣：21時📅19日（日）
エピソード3️⃣：19時
エピソード4️⃣：21時#日本時間#ROADTOUFC pic.twitter.com/UseGgPteNz— UFC Japan (@ufc_jp) May 13, 2024
放送予定と試合順はこんな感じ
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