UFC276ヴォルカノフスキーvsホロウェイの話。

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こんにちは水垣です。

今回は先週末に行われたUFC276の中から

ヴォルカノフスキーvsホロウェイのフェザー級タイトル戦の

話をしたいと思います。

結果的にはヴォルカノフスキーの完勝でしたが

その中で何があったのか、3回目となる対戦のストーリーを

水垣的に紐解きたいと思います。

1試合目からこの二人の戦いのテーマになってるのがリーチと距離感です。

試合のプレビューでも書きましたが、

明日に迫ったUFC276の見所解説!
こんにちは水垣です。 今回は明日に迫ったUFC276の水垣的見所を書いていこうと思います!! 今回はUFCFighitPassでの解説は宇野さんで私はお休みなので のんびり観戦の予定でしたが、ついつい気持ちが盛り上がりすぎ...

前回の試合のポイントの一つとして挙げた

遠目の距離でホロウェイが蹴りを使ってヴォルカノフスキーの

長いリーチに対応していて割とこれがうまく機能していたように思たのですが、

これに対してヴォルカノフスキーは今回は徹底して距離を外すことで

対応していました。序盤に蹴りを仕掛けようとする動きをホロウェイが見せると

徹底して距離を外しているように見えました。

自分の打撃が空振りするのはリズムも崩れますし、

体力も削れます。さらに空振り後を狙われることもあります。

特に蹴りはパンチに比べ動きも大きくなりますから

当たらない蹴りは使いたくないものです。

意識してかどうかは分かりませんが後半分の悪い

パンチ勝負を続けなければいけなくなった一因になったと思います。

蹴りを殺したことでパンチ勝負になると1試合目同様ヴォルカノフスキーのリーチの長さが

生きてきました。これは試合後に発覚したのですが、ヴォルカノフスキーは

1R目に拳を負傷していたようでそのせいもあってか

左の攻撃で勝利を掴んだように思えました。

(実際負傷したのが右かどうかは不明ですが、あれで負傷したのが左だったら怖いです笑)

この左の使い方も秀逸で、左で中心をとってまっすぐ打つジャブから

右に中心を合わせて角度をつけて打つジャブ、さらに左のフックと多彩に

使い分けていて何よりリーチがあるのでこの位置どりをほぼ横移動で

ラインだけを変えれば使える状態に持っていったのが

勝利のキーになっていた気がします。

この距離で戦えたのは序盤の蹴りを封じた動きにあったのではないかな

と思っています。

1試合目でホロウェイは距離が掴めず負けました。

2試合目は蹴りをうまく使い長いリーチに対応したように思えました。

そして今回はその蹴りを封じたヴォルカノフスキーが完勝しました。

拳の負傷でか、ヴォルカノフスキーが左中心の勝負に出たことも

ホロウェイのチャンスをより小さくした気がします。

(怪我したのが右かどうかは知りませんが笑)

MMAはやれることが多い分どれを選ぶかで色々と展開が変わります。

同じ選手が何回も試合をするとそれぞれ手を変えて対策してと

一つのストーリーができるのが面白いです。

2試合で一つのストーリーの最高傑作といえば

フランク・エドガーvsグレイ・メナードです!

この試合まだ観てないという方は是非UFC Fightpassで2試合つづけて

ご覧ください!!

と、自分の好きなエドガーの話でまとまったところで今回は終わりまーす!!

おやすみなさい!!

コメント

  1. わん より:

    いつも記事、解説等、楽しませて頂いてます!

    ブログとても参考になります!
    ただ失礼ながら、改行を減らしていただけると、もっと読みやすくなると思いました🙇‍♂️
    ご検討頂けると幸いです…🙏

    今後とも更新よろしくお願いします!!

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