【UFC277 】感想や解説！！解説者水垣の解説後記。

水垣でーす！！

今回は今日行われたUFC277の感想を書きたいと思います。今書き出したのが中継終了から10分後くらいなので出来立てホヤホヤな感想をいきたいと思います。ネタバレ全開なのでこれから見る方は見た後に読んでください（笑）ではいきましょう！！

まずはメインの【ジュリアナ・ペーニャvsアマンダ・ヌネス】の１戦からいきます。いきなりヌネスがサウスポーに構えて、おっ！！となりました。どういう意図があるのかなと思っていたら、立ち上がりこそお互い慎重で見えてこなかったのですが動き出したとたんんに右フックがドーン！！前回ジャブをもらいまくって崩れたヌネスでしたがこのジャブに見事に右フックを合わせるという、この後も3回くらい同じパターンでダウンさせたので、相手の起点を潰してダウンまで取っちゃうというナイスな戦略でこの手を考えた人のファインプレーですね！実行できたヌネスが素晴らしいのはもちろんですが。試合内容も様子見から打撃で圧倒→組で圧倒という完勝でした。ダウンとっても深追いしなかったところにヌネスの強い決意を感じました。試合が進むにつれて自分の自信を取り戻していく最後には完全に取り戻した、そんな１戦だったと思います。強いヌネスが完全に戻ってきたと言える１戦だったんじゃないでしょうか？また対戦相手に困りそうですね笑

次はコメインの【ブランドン・モレノvsカイ・カラ・フランス】の試合です。モレノ強いなぁ。。。前回の試合はほぼ打撃戦で距離を支配したモレノですが今回は早めにフランスの入りに対してタックルで組にいきました。取りきれはしなかったですが、自分から前に出ての打撃でリズムを作るタイプのフランスにとって打撃の展開を作りにくくなったように思います。ただKOされる直前の展開はフランスがスタンドので取り返し始めたように見えました。モレノのジャブやストレートをバックステップでギリギリかわすというまぁ難しいことに成功してモレノが打撃の手数が減ってそのことでフランスが自分の形を作れそう（結局作り切る前に終わっちゃいましたが…)になっていました。バックステップさせての左ミドルをあそこで出せたモレノは流石っすね！！あまりのフランスの倒れっぷりに最初ローブローかと思って解説水垣の動きも止まりましたwごめんなさい！！

もう１試合のフライ級のランカー対決【アレクサンドル・パントーハvsアレックス・ペレス】はペレスの試合間隔からくる試合勘が戻る前を狙ったのかどうかわかりませんがいきなり打撃で仕掛けたパントーハがバックに周りおんぶ状態からバックチョークを（首が極まった感じにも見えましたが）極めて一本勝ちしました。紐なしでバンジージャンプを飛ぶくらい一流柔術家にバックを取らせるのは危険ですね（笑）あのおんぶバック状態ですがその対処方法を僕はいまだに迷っています。自分自身もおんぶバック状態からユライヤ先輩には締め落とされてるし、ブライアンボールズにはずっとおんぶしたまま判定負けしちゃったしで立ったまま逃げるのか一回寝ちゃった方がいいのか、朝まで討論会をしたいぐらいです！！この２試合のフライ級の結果を受けて、4回目の【フィゲイレイドvsモレノ】が実現する方向になりました。。。なんかパントーハが可愛そうな気もしますが引き続きプッシュし続けて欲しいです！！

注目していた【マゴメド・アンカラエフ】はやっぱり強かった。。。スミスの負傷もありましたが奥の手引き込みも容赦無く潰して完勝でもうタイトル戦でいいんじゃない？という印象でした。

もう一人注目というかちょっと気になる選手として名前をあげた【ハムディ・アブデルワハブ】ですが、正直名前をあげたものの、あれれ？？という展開を予想していたのですが思ったよりいい感じ！！戦績やバックボーンの実績ほどのインパクトはなかったですがMMAでの経験や練習期間を考えると割と面白い存在になるのではと感じました。（オリンピアンに向かって何言ってるんだって話ですが…)

というわけで、今回も解説しながら楽しみました！！UFC277の皆さんの感想などコメントお待ちしてまーす！！